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Monday, December 28, 2020

南ア流行の変異種、国内で初確認…英国関係は計14人に - 読売新聞

 厚生労働省は28日、南アフリカから入国し、空港検疫で新型コロナウイルスの感染が判明していた30歳代女性のウイルスが同国で流行する変異種だったと発表した。南アの変異種が国内で確認されたのは初めて。

 発表によると、女性は19日に成田空港に到着し、空港の検査で陽性と判明。28日、国立感染症研究所の遺伝子解析で南アの変異種と判明した。女性は無症状で宿泊施設で療養している。

 南アの変異種は、英国で流行する変異種よりもさらに感染力が高いとの指摘もあるが、南ア政府は「証拠はない」と反論している。

 一方、厚労省は28日、英国から到着し、空港検疫で陽性と判明した10~40歳代の男女6人から新たに英国の変異種が見つかったと発表。英国関係の変異種の国内感染者は14人となった。

 政府は26日から英国と南アからの入国者に対する検疫を強化している。

 南アの変異種は英国やスイス、フィンランドでも確認されている。

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