安倍首相の後継を選ぶ自民党総裁選に向け、菅官房長官が出馬の意向を固めたことが30日、わかった。菅氏はすでに二階幹事長に自らの考えを伝えた。二階派は同日、菅氏が出馬した場合は支持する方針を確認した。岸田政調会長も同日、出馬を明言した。石破茂・元幹事長も出馬に意欲を示しており、総裁選は有力3氏を軸に展開しそうだ。
自民党幹部によると、菅氏は29日、二階氏や森山裕国会対策委員長らと東京都内で会談し、「総裁選に出馬する方向で考えている。応援をお願いしたい」と伝えたという。
これを受け、二階氏は30日、河村建夫・元官房長官ら二階派幹部と党本部で会談し、菅氏を支持する考えで一致した。河村氏は会談後、記者団に「(菅氏は)安倍政権で屋台骨を支えてきた。残りの(首相の)任期について責任があるのではないか」と語った。
菅氏を巡っては、党内で「菅系」とされる中堅・若手を中心とした約30人の議員の間で、出馬に期待する声が出ており、31日に対応を協議する予定だ。
岸田氏は30日、細田派会長の細田博之・元幹事長、麻生派会長の麻生副総理兼財務相と相次いで会談した。岸田氏は麻生氏に総裁選での支援を要請したが、麻生氏は明言を避けた。この後、岸田氏は記者団に「総裁選に挑戦しようと思っている」と出馬の意思を明確にした。岸田氏は31日には首相と会談する方向で調整している。
安倍政権を支えてきた菅、岸田両氏が出馬した場合、首相の出身派閥で党内最大の細田派(98人)と、竹下派と並び第2派閥の麻生派(54人)の動向が勝敗のカギを握りそうだ。細田派は30日夜、都内で幹部が会合を開き、結束した対応を確認した。細田派内では、下村博文選挙対策委員長らが出馬に意欲を示す一方で、首相が意中の候補を示すことへの期待感も出ている。
石破氏は30日、大津市で講演し、総裁選について、「国会議員のための自民党ではない」と語り、党員投票の実施を改めて求めた。石破派も同日夜、今後の対応を協議した。
一方、小泉環境相は30日、総裁選への不出馬を表明し、河野防衛相が出馬した場合には支援する考えを明らかにした。河野氏は同日、出馬について「皆さんに相談して決めていきたい」と記者団に語った。
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August 30, 2020 at 01:00PM
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菅・岸田氏が出馬へ、石破氏も意欲…二階派は菅氏支持 - 読売新聞
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