2020年07月13日06時57分
12日の鹿児島県知事選で、政党の推薦を受けない新人塩田康一氏が初当選した。新型コロナウイルスで県内経済が打撃を受ける中、経済産業省時代に積んだ中小企業支援や地域活性化などの実績をアピール。かねて広がっていた現職三反園訓氏の不人気も追い風となり、支持を広げた。
今回の選挙には、4年前三反園氏に敗れた伊藤祐一郎氏も出馬しており、塩田氏は選挙戦で「今(現職)でもない前(前職)でもない、新しい県政が必要」と訴えた。当選確実が報じられた12日夜、「若さや行政経験への期待も大きかったと思う」と勝因を分析し、新型コロナ対策では医療体制の確保と共に「大変厳しい状況にある中小企業の事業の継続、雇用を守る」と強調した。
一方、三反園氏は自民、公明両党の推薦を得て組織戦を展開したが、批判は根強かった。同氏は4年前、九州電力川内原発をめぐり、反原発団体のメンバーと「廃炉にする方向で取り組む」とする政策で合意。しかし知事就任後、県専門委員会の意見を踏まえ「強い対応を取る必要はない」として運転容認に転じた。こうした態度の変遷に加え、公務を直前でキャンセルするなど「知事としての資質に欠ける」(県関係者)言動も目立った。
そうした中で起きた新型コロナの感染拡大。クラスター(感染者集団)が発生し、日々対応に追われたが、挽回にはつながらなかった。
三反園氏は12日夜、支援者に「全ての責任は私にある。観光・農業の方々と一緒に鹿児島を元気にしたいという思いで取り組んできた」と敗戦の弁を述べた。
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July 12, 2020 at 02:57PM
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コロナで経済回復アピール 現職不人気も追い風―鹿児島知事選 - 時事通信ニュース
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