回転ずしチェーン「元祖寿司」の東京都内の店舗で店長だった男性が昨年5月、41歳で死亡したのは長時間労働が原因だとして、三鷹労働基準監督署が労災認定していたことがわかった。認定は5月25日付。10日に都内で記者会見した遺族側が明らかにした。
代理人の川人博弁護士によると、男性は元祖寿司を展開する「サカイ総業」(東京)のグループ会社に勤務。遅くとも2016年に店長となり、19年2月から武蔵野市の店舗に勤務していたが、同年5月に不整脈による心停止で死亡した。
男性は人件費を減らすよう会社から指示を受け、店員の分まで働いていたこともあったという。死亡前6か月間の時間外労働の平均時間は、過労死ラインの月80時間を超える84時間37分に達しており、過労死と認定された。
男性の妻は「悲しい思いをする方が少しでも減るよう、長時間労働が改善されることを願っている」と訴えた。同社は「担当者がいないのでコメントできない」としている。
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June 10, 2020 at 05:13AM
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回転ずし41歳店長、過労死認定…店員の分まで働き6か月間の平均残業84時間 - 読売新聞
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