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【気象予報士解説】台風９号・１０号　来週にかけ九州に接近か[08/05 20:06]

与論島の南の海上で、５日午後、台風１０号が発生しました。中国南部にある台風９号も来週にかけ九州に接近する見込みで、強風や土砂災害に注意が必要です。今後の進路を大山気象予報士の解説です。

台風１０号は、５日午後３時には与論島の南東およそ３０キロにあって、中心気圧９９４ヘクトパスカル、最大風速１８メートル、１時間に２０キロの速さで北よりに進んでいます。

奄美地方が風速１５メートル以上の強風域に入っています。６日午後３時は奄美大島の東の海上に進み、このときの中心気圧９９０ヘクトパスカル、最大風速２０メートルと、今よりやや発達しそうです。

種子島、屋久島地方も６日は強風域に入るおそれがあります。８日（日）には関東付近、その後、日本の東へ遠ざかる予想です。鹿児島県内は７日までには強風域を抜けるみこみです。

風と波の予想です。６日にかけて奄美地方で予想される最大瞬間風速は２５メートル、波の高さは４〜５メートルとうねりを伴ってしけるでしょう。

次に雨の予想です。６日にかけて奄美地方北部と奄美地方南部の多い所では１時間に３０ミリの激しい雨の降るおそれがあり、６日夕方までの２４時間では１００ミリの予想です。

台風１０号が遠ざかった後、来週は台風９号が近付く恐れがあります。現在、大陸にある台風９号は、９日（月）には東シナ海を北上、１０日（火）の予報円は西日本がすっぽり入るほど大きく、進路はまだはっきりしていません。
９日（月）と１０日（火））の午後３時の中心気圧９９０ヘクトパスカル、最大風速２０メートルと現在の勢力を維持して北上する予想です。

雨と風の予想を動画で見ると、台風１０号は奄美地方付近から本州付近へ北上します。８日（日）午後９時に大陸にある発達した雨雲は台風９号に伴うものです。

台風９号は東シナ海を北上し、台風の進路によっては県内は来週、雨の強まる恐れがあります。ただ、予報は変わる可能性があります。最新の情報に注意をしてください。

台風１０号情報はこちら

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